
出願の件数と、継続の管理業務を分けて見ます。
出願が減っていても、管理業務が積み上がっていれば構造が違います。
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目次
目次
- 弁理士事務所で依頼が増えないとき、何を見るべきか
- 二つの柱
- 企業の知財予算が減るなかで、何ができるか
- 認識されていない層がある
- オンラインのサービスと比較されたとき、どうするか
- 費用以外の違いを説明する
- 検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
- 検索されている内容
- 継続の管理業務を、どう積み上げるか
- 管理業務の性質
- 中小企業との関係を、どう作るか
- 認識してもらう段階が必要
- 個人や小規模の事業者からの相談を、どう受けるか
- 専門用語が壁になる
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 直す順番
- よくある質問
- まとめ
出願の件数と、継続の管理業務を分けて見ます。
出願が減っていても、管理業務が積み上がっていれば構造が違います。
弁理士事務所で依頼が増えないとき、何を見るべきか
出願の件数と、継続の管理業務を分けて見ます。
出願が減っていても、管理業務が積み上がっていれば構造が違います。
弁理士の業務には、出願の案件と、その後の管理という二つの柱があります。
二つの柱
弁理士事務所で分けて見る収益
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 出願の案件 | 単発。件数に左右される |
| 権利の維持と管理 | 継続する。積み上がる |
| 調査や鑑定 | 単発 |
| 係争への対応 | 単発だが単価が高い |
出願の件数が減っていても、管理の業務が積み上がっていれば、収益は保てます。
依頼元を分ける
依頼元による違い
| 依頼元 | 特徴 |
|---|---|
| 大企業の知財部門 | 長期の関係。件数が読める |
| 中小企業 | 知財の必要性を認識していないことが多い |
| 個人や小規模の事業者 | 商標の相談が中心。直接来る |
| 他の事務所からの依頼 | 下請けに近い形になることがある |
一つ目に依存していると、相手の予算の削減が直接響きます。
商標の相談が増えている
事業を始める人が、名前やロゴの登録を考えることが増えています。
そして、この層は自分で検索して探します。
数字は説明のための仮の値です。自事務所の記録に置き換えてください。
企業の知財予算が減るなかで、何ができるか
中小企業と、個人や小規模の事業者に目を向けることです。
この層は知財の必要性を認識していません。
大企業の知財予算が縮小すると、出願の件数が減ります。
そして、それは自事務所では変えられません。
認識されていない層がある
層ごとの状況
| 層 | 状況 | 必要なこと |
|---|---|---|
| 大企業の知財部門 | 必要性を理解している | 関係の維持 |
| 中小企業 | 必要性を認識していない | なぜ必要かの説明 |
| 個人や小規模の事業者 | 商標には関心がある | 手続きと費用の説明 |
| これから事業を始める人 | 名前やロゴを考えている | 登録の意味の説明 |
中小企業への説明
中小企業の多くは、知財を自社に関係のないことだと考えています。
しかし、実際には関係があります。
商品名、ロゴ、独自の技術、デザイン。
これらが保護されていないことのリスクを、具体的に説明する必要があります。
起きうることを示す
自社の名前を他社に登録された。
似た商品が出てきた。
取引先から権利について聞かれた。
こうした場面が実際にあります。
これを説明すると、必要性が伝わります。
ただし、不安を過度に煽る形は避けてください。
商標が入口になる
商標の登録は、費用も手続きも比較的分かりやすい。
だから、最初の相談として来やすい。ここから関係が始まることがあります。
オンラインのサービスと比較されたとき、どうするか
費用の安さでは競えません。
調査と判断の部分に、専門家が関わる意味があります。
低価格で出願手続きを行うサービスがあります。
そして、費用が比較されます。
費用以外の違いを説明する
違いを説明できること
| 項目 | 説明できること |
|---|---|
| 事前の調査 | 似た権利がないかを調べる |
| 区分の選定 | どの範囲で登録するかの判断 |
| 拒絶されたときの対応 | 意見書や補正の対応 |
| 登録後の管理 | 期限の管理、更新 |
| 権利の活用 | 他社との関係での使い方 |
出願の書類を出すだけなら、費用は安くできます。
しかし、その前後に判断が必要な部分があります。
拒絶されたときの費用
出願しても、登録されるとは限りません。
そのとき、どう対応するか。
追加の費用はどうなるか。
これを最初に説明しておくと、後で問題になりません。
調査の重要性を伝える
似た権利が既にあれば、出願しても登録されません。
そして、費用だけがかかります。
事前の調査があることの意味を説明してください。
費用を明示する
費用を書かないと、比較の候補に入りません。
出願の費用、実費、拒絶されたときの費用、登録時の費用。これを分けて書いてください。
検索で見つけてもらうには、何を整えるべきか
商標と特許でページを分け、費用と流れを書いてください。
商標登録 費用という検索が多くあります。
知財について調べる人は、手続きの名前で検索します。
検索されている内容
検索と、必要な情報を、項目ごとに見ていきます。
商標登録 費用については、探している人は費用を知りたい、必要な情報は報酬と実費、総額。
特許 出願 費用については、探している人は同上、必要な情報は同上。
商標 自分でについては、探している人は自分でできるか調べている、必要な情報は自分で行う場合との違い。
商標登録 期間については、探している人はいつ登録されるか、必要な情報は手続きの期間。
弁理士 地域名については、探している人は事務所を探している、必要な情報は対応分野、場所。
費用を分けて書く
弁理士の報酬と、手続きにかかる実費は別です。
これを分けて示さないと、総額が分かりません。
そして、登録までに複数回の費用が発生することも説明が必要です。
手続きの流れと期間
出願してから登録されるまでの流れ。
どのくらいの期間がかかるか。
これを書いてください。
事業の計画に関わる情報です。
対応できる分野を書く
技術分野によって、対応の得意不得意があります。
どういう分野の経験があるか。
これを明示してください。
地図情報を埋める
弁理士 地域名で検索したときに地図に出るか。
対応分野、相談の方法、場所。
これらを埋めてください。
費用はかかりません。
継続の管理業務を、どう積み上げるか
権利には期限があり、管理が必要です。
この業務が、出願の件数に左右されない収益になります。
登録された権利には、維持のための手続きがあります。
そして、期限があります。
管理業務の性質
管理業務の内容を、項目ごとに見ていきます。
期限の管理については、性質は継続的に発生。
更新の手続きについては、性質は期限ごとに発生。
権利の状況の報告については、性質は定期的に発生。
他社の動向の監視については、性質は継続的に発生。
出願した案件を管理につなげる
出願を受任した時点で、その後の管理も含めて提案してください。
出願だけで終わると、管理は他に流れることがあります。
そして、期限の管理を自社で行うのは負担です。
期限の管理を確実にする
期限を過ぎると、権利が失われます。
そして、それは取り返しがつきません。
だから、管理の体制が信頼の根拠になります。
他の事務所からの移管
管理が行き届いていない企業があります。
そうした企業に対して、管理の体制を示すことで、移管につながることがあります。
広告の規程を確認する
広告や表示については規程があります。
書ける内容に制限がある場合があります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
中小企業との関係を、どう作るか
必要性を認識していないので、説明から始まります。
すぐに依頼にならなくても、接点を作ってください。
中小企業は、知財の必要性を認識していないことが多くあります。
認識してもらう段階が必要
段階ごとにできることを、項目ごとに見ていきます。
知らないについては、できることは知財が関係することを伝える。
必要性が分からないについては、できることは具体的な場面を示す。
検討を始めたについては、できることは費用と手続きを説明。
依頼するについては、できることは受任。
いきなり依頼にはなりません。
段階を踏む必要があります。
他の専門家との連携
中小企業には、税理士や社会保険労務士が関わっていることがあります。
こうした専門家との関係があれば、知財の話が出たときに紹介されます。
業界の団体や支援機関
中小企業を支援する機関や、業界の団体があります。
こうした場で説明の機会があれば、多くの企業に届きます。
情報を出し続ける
すぐに依頼にならなくても、情報を出し続けてください。
必要が生じたときに、思い出してもらえます。
個人や小規模の事業者からの相談を、どう受けるか
費用と手続きを分かりやすく説明することです。
専門用語を避けて書いてください。
事業を始める人が、名前やロゴの登録を考えることがあります。
専門用語が壁になる
相談者が分からないことを、項目ごとに見ていきます。
区分とは何かについては、説明できることはどの範囲で登録するか。
何を登録できるかについては、説明できることは対象になるもの。
どのくらいかかるかについては、説明できることは費用と期間。
自分でできるかについては、説明できることは自分で行う場合との違い。
登録するとどうなるかについては、説明できることは得られる効果。
専門用語を使わずに説明できるかどうかが、相談につながるかを決めます。
費用の全体を示す
出願のときの費用、登録のときの費用、更新のときの費用。
複数回かかることを説明してください。
最初の費用だけを見て判断されると、後で問題になります。
相談のしやすさ
初回の相談に費用がかかるか。
どう問い合わせればよいか。
これを明示してください。
断るべき場合もある
登録が難しい場合や、費用に見合わない場合があります。
そのときは、そう伝えてください。受任しないという判断も、信頼につながります。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
商標の費用と手続きを分かりやすく書くことが最優先です。
直接の相談が来る入口になります。
弁理士事務所の課題は、依頼元の偏りです。
直す順番
状態別に見た、着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
大企業に依存しているについては、最初にやることは商標の費用と手続きを書く、次にやることは中小企業向けの説明を出す、費用をかけるのはは上を終えてから。
オンラインと比較されるについては、最初にやることは調査と判断の意味を説明、次にやることは費用の全体を明示する、費用をかけるのはは当面は不要。
出願だけで終わるについては、最初にやることは管理まで含めて提案する、次にやることは期限の管理体制を示す、費用をかけるのはは当面は不要。
相談が来ないについては、最初にやることは専門用語を避けた説明を書く、次にやることは相談の方法を明示する、費用をかけるのはは上を終えてから。
費用がかからないことから
費用と手続きの掲載、説明の分かりやすさ、管理の提案、地図情報の整備。
これらに費用はかかりません。
広告には費用がかかります。
まず見つかる状態を作ってください。
広告の規程を確認する
広告や表示については規程があります。
掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してから進めてください。
一年で見る
弁理士の案件は、頻度が高くありません。
一年分の受任件数を、依頼元別に並べてください。
そして、管理業務が積み上がっているかを見てください。
自事務所の状況をどう読むかで迷う場合は、依頼元別に件数を分けるところから始めてください。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断で現状を整理する</a>ことも、<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善の進め方を見る</a>ことも、判断の材料になります。
よくある質問
企業の知財予算が減っています
中小企業と、個人や小規模の事業者に目を向けてください。この層は必要性を認識していないため、説明から始まりますが、接点が少ない領域です。
オンラインのサービスと費用で比較されます
費用の安さでは競えません。事前の調査、区分の選定、拒絶されたときの対応など、判断が必要な部分に専門家が関わる意味があります。
費用をサイトに書けません
報酬と実費を分けて、目安を書いてください。登録までに複数回の費用が発生することも説明が必要です。
出願だけで終わってしまいます
受任の時点で、その後の管理まで含めて提案してください。期限の管理は企業にとって負担であり、そこに価値があります。
中小企業にどう説明すればいいですか
具体的な場面を示してください。自社の名前を他社に登録された、似た商品が出てきた。こうした実際に起きうることを説明すると伝わります。
まとめ
- 出願の件数と、継続の管理業務を分けて見ます。出願が減っていても、管理業務が積み上がっていれば構造が違います
- 中小企業と、個人や小規模の事業者に目を向けることです。この層は知財の必要性を認識していません
- 費用の安さでは競えません。調査と判断の部分に、専門家が関わる意味があります
- 商標と特許でページを分け、費用と流れを書いてください。商標登録 費用という検索が多くあります
- 権利には期限があり、管理が必要です。この業務が、出願の件数に左右されない収益になります
- 必要性を認識していないので、説明から始まります。すぐに依頼にならなくても、接点を作ってください
- 費用と手続きを分かりやすく説明することです。専門用語を避けて書いてください
- 商標の費用と手続きを分かりやすく書くことが最優先です。直接の相談が来る入口になります