
弁理士事務所の地図対策で目指すのは、企業の知財部を経由しない直接の相談を受けることです。
商標の登録は、個人や小さな事業者が自分で調べて連絡してくる分野になっています。
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目次
目次
- 弁理士事務所がMEOで目指すべきことは何か
- 商標が直接の入口になっている
- どういう情報を埋めればいいのか
- 対応分野を具体的に書く
- 写真で何を見せるべきか
- 相談する部屋は必ず載せる
- 口コミをどう集めるのか
- 頼むタイミング
- 低い評価にどう対応するのか
- 依頼の内容に触れない
- 安価なオンライン代行とどう並ぶのか
- 何が違うかを書く
- 中小企業に知財の相談をどう持ってもらうのか
- 困る場面を想定して書く
- 限られた予算で、何から手をつければいいのか
- 担当を決める
- よくある質問
- まとめ
弁理士事務所の地図対策で目指すのは、企業の知財部を経由しない直接の相談を受けることです。
商標の登録は、個人や小さな事業者が自分で調べて連絡してくる分野になっています。
弁理士事務所がMEOで目指すべきことは何か
弁理士事務所の地図対策で目指すのは、企業の知財部を経由しない直接の相談を受けることです。
商標の登録は、個人や小さな事業者が自分で調べて連絡してくる分野になっています。
弁理士の仕事は、長く企業の知財部との関係で成り立ってきました。
ただし、その関係は新しく増えるものではありません。
商標が直接の入口になっている
店の名前やサービスの名前を守りたいという相談は、個人や小規模の事業者から直接来ます。
この人たちは紹介ではなく検索でたどり着きます。
地図はその接点になります。
中小企業は必要性を認識していない
特許や意匠の相談は、必要性を感じていない会社からは生まれません。
まず商標という分かりやすい入口で接点を作り、そこから他の相談につなげる形が現実的です。
探している人の状態と、確かめたいこと
| 状態 | 検索する言葉の例 | 地図で確かめたいこと |
|---|---|---|
| 店の名前を守りたい | 商標登録 費用 | 料金の目安、対応の可否 |
| 特許を取りたい | 特許 出願 費用 | 対応分野、費用 |
| 真似された | 商標 侵害 相談 地域名 | 相談の受付 |
| 自分で調べている | 商標登録 やり方 | 相談できるか |
商圏は分野で変わる
商標の相談はオンラインで完結することも多く、商圏は広くなります。特許の相談は技術の説明が必要になるため、会って話す機会が生まれます。どちらの形に対応しているかを書いておきます。
どういう情報を埋めればいいのか
対応している分野、料金の目安、相談の受付方法、オンライン対応の可否の4点が最優先です。
商標の登録がいくらかかるのかが分からないと、安価なオンラインの代行に流れます。
地図の情報欄で埋めるべき項目は、相談してよい相手かを判断できるかを軸に選びます。
埋めるべき項目と、よくある抜け
| 項目 | よくある抜け | 埋めた場合に変わること |
|---|---|---|
| 対応分野 | 特許としか書かれていない | 商標で探した人に届く |
| 料金の目安 | 一切書かれていない | 問い合わせの負担が下がる |
| 相談の受付 | 初回が有料か無料か不明 | 連絡しやすくなる |
| オンライン対応 | 可否が不明 | 遠方からの相談が増える |
| 技術分野 | 得意分野が不明 | 該当する企業に届く |
対応分野を具体的に書く
商標の登録、特許の出願、意匠の登録、外国への出願、調査、年金の管理。
こうした言葉を並べると、それぞれで探した人に届きます。
料金は下限を示す
商標の登録が何万円から、特許の出願が何万円から。
こうした形で下限を示すだけで、問い合わせの数が変わります。
出願にかかる印紙代と報酬の区別も書いておくと誤解が減ります。
得意な技術分野を書く
機械、電気、化学、情報。どの分野の出願を多く扱っているかを書くと、該当する企業からの相談が来ます。ただし件数や実績の書き方には規程があるため、取り扱っている分野という書き方にとどめます。
写真で何を見せるべきか
事務所の外観、入口、相談する部屋、執務の様子の4点を優先します。
技術や事業の内容を話す場所がどういう環境かは、相談する側が気にします。
発明や事業の内容という、外に出せない話をする場所です。
載せるべき写真と、伝わること
| 写真の対象 | 伝わること |
|---|---|
| 建物の外観 | どこにあるか |
| 入口とフロア案内 | 何階か、どう入るか |
| 相談する部屋 | 個室かどうか、話す環境 |
| 執務の様子 | 事務所の規模 |
| 受付 | 訪問時の流れ |
| 会議の設備 | オンラインで話せる環境があるか |
相談する部屋は必ず載せる
発明の内容や事業の計画を話すことになります。
個室で話せることが分かると、相談のハードルが下がります。
依頼者の情報が写らないようにする
図面や書類、画面が写り込まないようにします。
守秘義務に関わる問題です。
撮影前に机の上を確認します。
規模が伝わる写真を入れる
何人くらいの事務所なのかは、対応の速さや扱える分野の想像につながります。
口コミをどう集めるのか
商標が登録されて証書を渡すときが、最も自然なタイミングです。
見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください。
企業の案件は公にできないことが多いため、個人や小規模の事業者の案件が中心になります。
頼むタイミング
商標が登録されたとき、証書を渡すタイミングです。
無事に登録できた直後で、満足度がはっきりしています。
依頼者を選ぶ
企業の特許の案件では、口コミを頼むのは避けます。
出願している事実自体が外に出せない場合があります。
商標の案件に限るのが現実的です。
頼み方
書類と一緒に、二次元コードを印刷した小さな紙を渡します。
よければ感想をお願いしますと一言添えるだけです。
内容は指定しません。
見返りは渡さない
報酬の割引、次回の優遇、贈答。どれも地図サービスの規約に反します。報酬に関わる誘導は、職業上も問題になります。
低い評価にどう対応するのか
費用への指摘と、連絡の遅さへの指摘が中心です。
依頼の内容には一切触れず、運営の話として短く返します。
弁理士事務所への低い評価は、手続きそのものより費用と対応に関するものが多くなります。
よくある指摘と、返信の方向
| 指摘の内容 | 返信の方向 |
|---|---|
| 費用が高い | 費用の内訳を事前に説明する旨 |
| 登録できなかった | 個別には触れず、事前の調査を丁寧に行う旨 |
| 連絡が来ない | 連絡の方法と、対応の体制を見直す旨 |
| 手続きが遅い | 進捗の共有の仕方を見直す旨 |
| 説明が分かりにくい | 説明の仕方を見直す旨 |
依頼の内容に触れない
相手が自分の出願の内容を書いていても、こちらから触れてはいけません。
守秘義務にあたります。
依頼の有無にすら言及せず、一般的な運営の話としてのみ返します。
登録できなかった件は慎重に扱う
登録されるかどうかは、審査の結果によります。
その件について返信で説明しようとすると、長くなり言い訳に見えます。
事前の調査を丁寧に行う旨だけを書きます。
返信は短く、担当を決める
3行から4行で十分です。事務の担当者が型に沿って返す形が安全です。
安価なオンライン代行とどう並ぶのか
料金だけで並ぶと必ず負けるため、調査の内容と拒絶への対応で書き分けます。
出願して終わりではないことが伝われば、価格以外で選ばれます。
商標の出願を安く代行するサービスが増えています。
同じ金額で競うことはできません。
何が違うかを書く
出願前の調査をどこまで行うか、審査で拒絶されたときに対応するか、登録後の更新を管理するか。
これらは事実として書けます。
書かなければ、出願の代金だけで比べられます。
料金以外で比べられる項目を、項目ごとに見ていきます。
事前の調査については、書く内容はどこまで調べるか。
拒絶への対応については、書く内容は意見書や補正の対応を含むか。
登録後の管理については、書く内容は更新の時期を知らせるか。
相談については、書く内容は出願の範囲について相談できるか。
拒絶される可能性を隠さない
出願すれば必ず登録されるわけではありません。
その事実を先に書いておくと、安さだけで選んだ人との違いが伝わります。
他社を下げない
特定のサービスを下げる表現は書きません。自事務所の事実を並べるだけで、比べる人には伝わります。
中小企業に知財の相談をどう持ってもらうのか
必要性を感じていない会社に売り込むのではなく、困ったときに見つかる状態を作ります。
真似された、指摘を受けたという場面で検索されます。
知財の相談は、問題が起きてから生まれることが多くあります。
困る場面を想定して書く
名前が真似された、他社から警告を受けた、新しい商品を出す前に確認したい。
こうした場面で相談できることを書いておきます。
相談が生まれる場面を、項目ごとに見ていきます。
名前を使われたについては、必要になる対応は権利の確認と対応。
警告を受けたについては、必要になる対応は内容の確認と対応。
新商品を出すについては、必要になる対応は事前の調査。
事業を広げるについては、必要になる対応は区分の追加、外国への出願。
投稿機能を使う
地図には短い投稿を出す機能があります。
新しい名前を使う前の調査、更新の時期の案内。
こうした内容を年に数回出しておくと、必要になったときに思い出されます。
更新の管理が継続の収入になる
商標には更新の時期があります。管理まで行っていることを書いておくと、一度依頼した人との関係が続きます。
限られた予算で、何から手をつければいいのか
対応分野と料金の目安の記載を先に済ませ、商標を入口として前に出します。
そのうえで調査と拒絶対応の内容を書けば、安価な代行との違いが伝わります。
費用をかけずにできることが多い分野です。
順番だけ決めておけば短時間で終わります。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは対応分野を具体的に記載、かかる時間の目安は1時間。
2については、やることは料金の目安(下限)と印紙代の説明、かかる時間の目安は1時間。
3については、やることは事前調査と拒絶対応の内容を記載、かかる時間の目安は1時間。
4については、やることは写真の追加(外観、入口、相談室)、かかる時間の目安は半日。
5については、やることはオンライン対応の可否を記載、かかる時間の目安は15分。
6については、やることは低い評価への返信の型を決める、かかる時間の目安は1時間。
7については、やることは投稿機能で調査や更新の案内を年に数回、かかる時間の目安は継続。
担当を決める
事務の誰か1人を担当にします。
弁理士本人が自分でやろうとすると、業務のなかで後回しになります。
数字は確かめる
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
実際には、登録済みの情報の量や撮影の手間で変わります。
手が回らないとき
出願の業務を回しながら地図の更新まで手を回すのは簡単ではありません。外部に頼む場合も、どこまでを任せるかを先に決めておくと費用の見通しが立ちます。TimeValueでは無料の診断を行っています。現状の地図の情報と、手をつける順番の整理からお手伝いできます。<a href="https://time-value.jp/contact/">無料診断を申し込む</a><a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">改善サービスの内容を見る</a>
よくある質問
商標の料金を書くと安いサービスに流れませんか
書かないと、比較の候補にすら入りません。事前の調査や拒絶への対応が含まれることを一緒に書くと、価格だけで選ばない人に届きます。
企業の案件で口コミを頼んでもいいですか
避けてください。出願している事実自体が外に出せない場合があります。商標の案件、それも個人や小規模の事業者に限るのが現実的です。
得意な技術分野を書いてもいいですか
取り扱っている分野という書き方なら書けます。件数や実績の表示には規程があるため、掲載時点の最新の公式ガイドラインで確認してください。
登録できなかったという口コミにどう返信しますか
登録されるかどうかは審査の結果によります。個別の内容には触れず、事前の調査を丁寧に行う旨だけを短く書きます。説明しようとすると言い訳に見えます。
中小企業からの相談を増やすにはどうすればいいですか
売り込むのではなく、困ったときに見つかる状態を作ります。名前を真似された、警告を受けたといった場面で相談できることを書いておくと、必要になったときに連絡が来ます。
まとめ
- 弁理士事務所の地図対策で目指すのは、企業の知財部を経由しない直接の相談を受けることです。商標の登録は、個人や小さな事業者が自分で調べて連絡してくる分野になっています
- 対応している分野、料金の目安、相談の受付方法、オンライン対応の可否の4点が最優先です。商標の登録がいくらかかるのかが分からないと、安価なオンラインの代行に流れます
- 事務所の外観、入口、相談する部屋、執務の様子の4点を優先します。技術や事業の内容を話す場所がどういう環境かは、相談する側が気にします
- 商標が登録されて証書を渡すときが、最も自然なタイミングです。見返りを渡して口コミを集めることは規約で認められていないため、行わないでください
- 費用への指摘と、連絡の遅さへの指摘が中心です。依頼の内容には一切触れず、運営の話として短く返します
- 料金だけで並ぶと必ず負けるため、調査の内容と拒絶への対応で書き分けます。出願して終わりではないことが伝われば、価格以外で選ばれます
- 必要性を感じていない会社に売り込むのではなく、困ったときに見つかる状態を作ります。真似された、指摘を受けたという場面で検索されます
- 対応分野と料金の目安の記載を先に済ませ、商標を入口として前に出します。そのうえで調査と拒絶対応の内容を書けば、安価な代行との違いが伝わります