
どんな服を扱っているか、価格帯はいくらか、場所はどこか、在庫があるか。
この四つが最初に確かめられます。
ECがある時代に実店舗を探す人は、試着を目的にしています。
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目次
目次
- アパレル店のホームページで、訪れた人は何を確かめているのか
- 訪れた人が確かめる順番
- アパレル店のホームページに必ず載せるべき内容は何か
- 必ず載せる内容
- ECに勝てない部分と、実店舗にしかない部分をどう分けるのか
- 試着を目的にしてもらう
- 商品の写真をどう撮るのか
- 色を正確に出す
- 在庫と季節の入れ替わりを、ページでどう扱うのか
- 載せる範囲を決める
- スタッフのSNSと、ホームページをどうつなげるのか
- SNSとホームページの役割を分ける
- セールに頼らずに利益を残すために、ページで何ができるのか
- 定価で買う理由を作る
- 何から手をつければいいのか
- 着手の順番
- よくある質問
- まとめ
どんな服を扱っているか、価格帯はいくらか、場所はどこか、在庫があるか。
この四つが最初に確かめられます。
ECがある時代に実店舗を探す人は、試着を目的にしています。
アパレル店のホームページで、訪れた人は何を確かめているのか
どんな服を扱っているか、価格帯はいくらか、場所はどこか、在庫があるか。
この四つが最初に確かめられます。
ECがある時代に実店舗を探す人は、試着を目的にしています。
実店舗のアパレル店を探す人は、理由があります。
サイズを確かめたい、実物の色や質感を見たい、相談しながら選びたい。
ECで買えるものを、わざわざ店に来て買う理由がそこにあります。
ホームページは、その理由に応える場所になります。
訪れた人が確かめる順番
訪れた人が確かめる順番
| 順番 | 確かめること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 | どんな服を扱っているか | 商品の写真、ブランド一覧 |
| 2 | 価格帯はいくらか | 商品ページ |
| 3 | 場所と営業時間 | アクセス |
| 4 | 在庫があるか | 在庫の案内、問い合わせ |
| 5 | 試着できるか | 店舗の案内 |
価格帯を最初に分かるようにする
◯円台から◯円台という幅を示すか、商品に価格を付けます。
これが分からないと、入るのをためらう人がいます。
取り扱いブランドを書く
セレクトショップなら、扱っているブランドの一覧を載せます。
ブランド名で検索した人が来ます。
自社ブランドなら、どんな服を作っているかを書きます。
アパレル店のホームページに必ず載せるべき内容は何か
所在地と営業時間、扱っている商品と価格帯、サイズの展開、取り置きや取り寄せの可否、ECがあるかどうか。
この五つが揃っていないと来店につながりません。
必ず載せる内容
必ず載せる内容
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 基本情報 | 営業時間、定休日、電話番号 |
| アクセス | 所在地、最寄り駅、駐車場 |
| 商品 | 扱うアイテム、ブランド、価格帯 |
| サイズ | 展開しているサイズ、大きいサイズの有無 |
| 在庫 | 取り置き、取り寄せができるか |
| EC | オンラインストアの有無、在庫が連動しているか |
| サービス | お直し、スタイリング相談、予約の可否 |
サイズ展開を書く
Sから3Lまでと書くだけで、探している人に届きます。
サイズが合わないことが、来店を無駄足にする最大の理由です。
小さいサイズ、大きいサイズを扱っているなら、それは強みとして書けます。
取り置きができると書く
お電話で取り置きを承ります
この一文で、遠方から来る人が動きます。
何日間取り置けるか、何点までかも書いてください。
サービスの示し方
| 項目 | 内容 | 条件 |
|---|---|---|
| 取り置き | 電話・SNSで受付 | ◯日間、◯点まで |
| 取り寄せ | 他店・メーカーから | ◯日程度、送料の有無 |
| お直し | 裾上げ、袖詰め | ◯円〜、◯日 |
| スタイリング相談 | 予約制 | 無料/◯円 |
ここに挙げた区分けは、説明のための仮の形です。自分の店の内容に置き換えてください。
ECに勝てない部分と、実店舗にしかない部分をどう分けるのか
価格と品揃えではECに勝てません。
勝てるのは、試着と、その場で相談できることです。
だからページに書くべきは、来店したときに何が起きるかです。
試着を目的にしてもらう
サイズ選びに迷ったら、ぜひ試着にお越しください
この案内があると、ECで見た人が店に来ます。
試着室の数、予約できるか、何点まで試せるか。
細かいところまで書くと、来やすくなります。
接客の中身を書く
スタッフがお選びしますだけでは伝わりません。
何をするのかを具体的に書きます。
手持ちの服との組み合わせを相談できる、体型の悩みに合わせて提案する、着回しの方法を伝える。
予約制の相談を作る
じっくり選びたい接客されるのが苦手
どちらの人もいます。
予約制のスタイリング相談を作ると、前者に届きます。
お声がけしませんので、ごゆっくりご覧くださいと書くと、後者にも届きます。
実店舗で提供できること
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 試着 | 試着室の数、予約、点数の上限 |
| 相談 | スタイリング、サイズ選び、着回し |
| お直し | 対応できる内容、料金、日数 |
| 取り寄せ | サイズ違い、色違いの取り寄せ |
| アフター | 修理、クリーニングの相談 |
ECと実店舗の在庫を分けて書く
ECにあって店にないもの、店にあってECにないもの。
これが曖昧だと、来店した人が困ります。
在庫が連動しているなら、そう書きます。していないなら、店舗の在庫はお電話でご確認くださいと書きます。
商品の写真をどう撮るのか
商品単体と、着用した状態の両方が要ります。
色が実物と違うと、返品や不満につながります。
モデルを立てる場合は、必ず本人の同意を得てください。
色を正確に出す
明るさや照明の色で、服の色は変わって見えます。
自然光の入る場所で、同じ条件で撮ります。
画面によって色味が異なる場合がありますと添えておくことも必要です。
素材感が分かる写真を入れる
生地の寄り、縫製、ボタン。
質感が分かる写真があると、実物を見に来る理由になります。
サイズの情報を添える
着丈、身幅、袖丈。
モデルの身長と着用サイズ。
この情報があると、判断ができます。
商品ページに載せることを、項目ごとに見ていきます。
写真については、内容は正面、背面、素材の寄り、着用状態。
サイズについては、内容は実寸(着丈、身幅、袖丈など)。
素材については、内容は生地の組成、洗濯の可否。
価格については、内容は税込。
在庫については、内容は店舗にあるか、取り寄せか。
着用例については、内容はモデルの身長と着用サイズ。
人が写る写真の扱い
スタッフやモデルが写る写真は、必ず本人の同意を得てください。
退職後も掲載を続けるかも、同意の範囲に含めます。
店内で撮る場合、他の客が写り込まないよう営業時間外に撮ります。
在庫と季節の入れ替わりを、ページでどう扱うのか
季節が終わった商品がページに残っていると、店の情報が古いと判断されます。
全商品を載せるのではなく、更新できる範囲を決めてください。
載せる範囲を決める
全商品を載せて更新し続けるのは、人手がないと続きません。
今週の入荷今月のおすすめといった枠を作り、そこだけ更新する形にします。
セールの情報を出す
セールの時期、対象、割引率。
これを事前に告知すると、その時期の来店が増えます。
ただし、セールを頻繁にやると、定価で買う客が待つようになります。
時期を決めて、そのときだけ告知してください。
更新する内容を、項目ごとに見ていきます。
お知らせについては、内容は営業時間の変更、臨時休業、頻度はその都度。
新入荷については、内容は今週入った商品、頻度は週1回。
コーディネートについては、内容は着こなしの例、頻度は週1回〜月1回。
セールについては、内容は時期、対象、割引率、頻度は年に数回。
古い情報を消す
季節が終わった商品、終了したセール。
これがページに残っていると、更新していない店に見えます。
消す担当も決めてください。
無理のない頻度にする
毎日更新できないなら、週に一度にします。止まっているページのほうが、印象を損ないます。
スタッフのSNSと、ホームページをどうつなげるのか
スタッフの投稿を見て店を知った人が、最後にホームページを見ます。
だから、SNSで見たコーディネートの商品が、ホームページで確かめられる状態にします。
SNSとホームページの役割を分ける
SNSは見つけてもらう場所、ホームページは確かめる場所です。
SNSで気になった人が、価格、サイズ、在庫、店の場所を確かめに来ます。
投稿とページをつなぐ
SNSに載せたコーディネートの商品を、ホームページの商品ページで確かめられるようにします。
投稿で紹介した商品はこちらという形でつなぎます。
スタッフの投稿の扱いを決める
スタッフが個人のアカウントで投稿する場合、どこまでを店の情報として扱うか決めておきます。
退職後に投稿が残る、または消えることも考えて、ホームページ側に情報を置いておきます。
SNSとホームページを、項目ごとに見ていきます。
見つけてもらうについては、SNSは◯、ホームページは—。
コーディネートを見せるについては、SNSは◯、ホームページは◯。
価格・サイズを確かめるについては、SNSは—、ホームページは◯。
在庫を確かめるについては、SNSは—、ホームページは◯。
場所・営業時間については、SNSは—、ホームページは◯。
検索される言葉に合わせる
地域名 セレクトショップブランド名 取扱店 地域名といった言葉で探されています。
取り扱いブランドのページ、店舗のページに、地域名を自然に入れておきます。
大きいサイズ、小さいサイズを扱っているなら、それも検索される言葉です。
セールに頼らずに利益を残すために、ページで何ができるのか
定価で買ってもらうには、来店した人が納得して選べる状態を作ることです。
サイズ、素材、着回し、お直し。
この情報が揃っていると、価格だけの比較になりにくくなります。
定価で買う理由を作る
試着して選べた、相談して決められた、お直しが付いた。
この体験があると、価格だけでは比較されにくくなります。
ページには、来店したときに何が受けられるかを書きます。
お直しを案内する
裾上げ、袖詰め、ウエストの調整。
料金と日数を書きます。
無料なら、それを書いてください。
ECでは受けられないサービスです。
長く着られることを書く
素材の説明、手入れの方法、修理の相談。
これがあると、一点の価値が伝わります。
定価で選ばれるための情報を、項目ごとに見ていきます。
試着については、書くことは予約、点数、試着室の数。
相談については、書くことは何を相談できるか。
お直しについては、書くことは内容、料金、日数。
手入れについては、書くことは洗濯、保管の方法。
修理については、書くことは対応できる範囲。
記録する項目を決める
記録する項目を、項目ごとに見ていきます。
来店数については、記録の単位は曜日別、時間帯別。
購入率については、記録の単位は来店数に対する割合。
客単価については、記録の単位は月別。
取り置きからの購入については、記録の単位は件数。
ECと実店舗の売上については、記録の単位はそれぞれ。
これは説明のための項目の例です。自分の店の状況に合わせて決めてください。
何から手をつければいいのか
価格帯と取り扱いブランド、そして所在地を先に整えます。
この三つが来店の判断材料だからです。
商品の掲載は、更新できる範囲で始めます。
着手の順番
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは価格帯と取り扱いブランドを明記、かかる時間の目安は半日。
2については、やることは所在地・営業時間・駐車場を最初の画面に、かかる時間の目安は半日。
3については、やることはサイズ展開と取り置きの案内を書く、かかる時間の目安は半日。
4については、やることは試着・相談・お直しの案内を作る、かかる時間の目安は1〜2日。
5については、やることは新入荷の枠を作り、更新の担当を決める、かかる時間の目安は1日+週1回。
6については、やることは商品の写真を撮り直す(色を正確に)、かかる時間の目安は2〜3日。
ここに挙げた時間の目安は、説明のための仮の値です。
店の規模や、既にある資料の量で変わります。
スマートフォンで確かめる
ほぼ全員がスマートフォンで見ています。
商品の写真が見やすいか、地図がタップで開くか、電話がかけられるか。
自分で取り置きの連絡まで最後までやってみてください。
古い情報を消す
季節が終わった商品、終了したセール。
これが残っていないか、月に一度確かめてください。
最初の一つは今日から始められる
今あるホームページを開いて、価格帯が分かるか確かめてください。
サイズ展開が書いてあるか。
どちらかが欠けているなら、そこを書き足すのが最初の一歩です。
サイズが合わない店に行くのは、誰にとっても無駄足です。
ホームページを新しく作る、あるいは今のものを見直す段階で相談先を探している場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状を見てもらうところから始められます。既にホームページを持っていて、問い合わせが伸び悩んでいる場合は<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
全商品をホームページに載せるべきですか
更新が続かないなら、載せないほうがよい場合があります。今週の入荷といった枠を作り、そこだけ更新する形にすると続きます。季節が終わった商品が残っていると、更新していない店に見えます。
ECがあるので、実店舗のページは不要ではないですか
試着を目的に来る人がいます。ECで見てサイズに迷った人が、実物を確かめに来ます。実店舗のページには、試着、相談、お直しなど、ECで受けられないことを書いてください。在庫が連動しているかも明記してください。
スタッフの写真を載せたいのですが、注意点はありますか
必ず本人の同意を得てください。退職後も掲載を続けるかを含めて、同意の範囲を決めておいてください。店内で撮る場合は、他の客が写り込まないよう営業時間外に撮ってください。
商品の色が写真と違うと言われます
自然光の入る場所で、同じ条件で撮ってください。過度な加工は避けます。そのうえで画面によって色味が異なる場合がありますと添えてください。実物を確かめに来てもらう案内も一緒に置くと、来店につながります。
セールをしないと売れません
セールを頻繁にやると、定価で買う客が待つようになります。時期を決めて、そのときだけ告知してください。定価で選んでもらうには、試着、相談、お直しといった、来店したときに受けられることをページに書くほうが働きます。
まとめ
- どんな服を扱っているか、価格帯はいくらか、場所はどこか、在庫があるか。この四つが最初に確かめられます。ECがある時代に実店舗を探す人は、試着を目的にしています
- 所在地と営業時間、扱っている商品と価格帯、サイズの展開、取り置きや取り寄せの可否、ECがあるかどうか。この五つが揃っていないと来店につながりません
- 価格と品揃えではECに勝てません。勝てるのは、試着と、その場で相談できることです。だからページに書くべきは、来店したときに何が起きるかです
- 商品単体と、着用した状態の両方が要ります。色が実物と違うと、返品や不満につながります。モデルを立てる場合は、必ず本人の同意を得てください
- 季節が終わった商品がページに残っていると、店の情報が古いと判断されます。全商品を載せるのではなく、更新できる範囲を決めてください
- スタッフの投稿を見て店を知った人が、最後にホームページを見ます。だから、SNSで見たコーディネートの商品が、ホームページで確かめられる状態にします
- 定価で買ってもらうには、来店した人が納得して選べる状態を作ることです。サイズ、素材、着回し、お直し。この情報が揃っていると、価格だけの比較になりにくくなります
- 価格帯と取り扱いブランド、そして所在地を先に整えます。この三つが来店の判断材料だからです。商品の掲載は、更新できる範囲で始めます