
月2万円から始められます。
費用の大半はスタッフの投稿と商品写真に使い、広告は在庫の状況を見てから出します。
在庫が動いていない商品に広告をかけるのが、最も無駄になる使い方です。
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目次
目次
- アパレル店のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
- 在庫の回転に合わせて費用を動かす
- アパレル店のWeb集客では、何にお金がかかるのか
- 商品写真はシーズンごとに費用が出る
- ECに客を取られている状況で、実店舗に費用をかける意味はあるのか
- 試着の予約を受ける
- セールと在庫処分に、費用をかけるべきか
- セールの告知は既存の客に
- スタッフの投稿に、費用をかけるべきか
- 投稿の時間を勤務時間に入れる
- ECサイトに、いくらかけるべきか
- 返品への対応を先に決める
- 費用を削るなら、どこを削るのか
- 削るのは時期で決める
- 何から手をつければいいのか
- 見る数字を決めておく
- よくある質問
- まとめ
月2万円から始められます。
費用の大半はスタッフの投稿と商品写真に使い、広告は在庫の状況を見てから出します。
在庫が動いていない商品に広告をかけるのが、最も無駄になる使い方です。
アパレル店のWebマーケティング費用は、月いくらから始められるのか
月2万円から始められます。
費用の大半はスタッフの投稿と商品写真に使い、広告は在庫の状況を見てから出します。
在庫が動いていない商品に広告をかけるのが、最も無駄になる使い方です。
アパレル店の客単価は8千円から2万円です。
粗利率は5割前後あるので、1人の来店に対して千円から3千円の費用をかけても成立します。
ただしアパレルは在庫の商売です。
季節が変われば売れなくなる商品に費用をかけても、値下げして処分することになります。
費用をかける対象を選ぶことが、金額を決めることより重要です。
月の費用の目安
| 段階 | 月の費用 | やること |
|---|---|---|
| 最低限 | 2万円〜5万円 | 地図の情報の整備、商品写真、スタッフの投稿 |
| 標準 | 8万円〜20万円 | 上記+ホームページ、SNS広告 |
| 積極的 | 30万円〜60万円 | 上記+ECサイト、その広告 |
この表の数字は説明のための仮の値です。
在庫の回転に合わせて費用を動かす
シーズンの立ち上がりに費用を集中させます。
売れる時期の商品に広告をかければ、正価で売れます。
シーズンの終わりに広告をかけると、値下げ後の商品に費用をかけることになります。同じ広告費でも、手元に残る金額がまったく違います。
アパレル店のWeb集客では、何にお金がかかるのか
費用は、商品写真、スタッフの投稿、ホームページとEC、広告の4つです。
このうちスタッフの投稿は0円で、アパレルでは最も効く経路です。
費用の内訳
| 項目 | 初期 | 月額 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 商品写真 | 5万円〜20万円 | 3万円〜10万円 | シーズンごとに撮り直す |
| スタッフの投稿 | 0円 | 0円 | 着用した状態が最も効く |
| 地図の情報 | 0円 | 0円 | 自分で書ける |
| ホームページ | 20万円〜60万円 | 5千円〜1万円 | 在庫を載せるなら高くなる |
| ECサイト | 20万円〜100万円 | 1万円〜5万円 | 既製のサービスを使う |
| SNS広告 | 0円 | 5万円〜30万円 | シーズンの立ち上がりに集中 |
この表の数字は説明のための仮の値です。
商品写真はシーズンごとに費用が出る
アパレルは年に4回商品が入れ替わります。
そのたびに写真が要ります。
外注すると1シーズン10万円から20万円、年間で40万円から80万円になります。
スタッフが着た写真を自分で撮る形にすれば、この費用は大きく下がります。
スタッフの投稿が最も安く最も効く
実店舗の価値は試着とスタイリングの提案です。
これを見せられるのはスタッフの投稿です。
身長と着ているサイズを書いた着用写真は、商品単体の写真より見られます。
費用は0円で、かかるのは時間だけです。
ECは別事業として考える
ECを始めると、撮影、在庫の連動、梱包、返品の対応が発生します。
実店舗の片手間ではできません。
始めるなら、担当する人を決めてから始めてください。
ECに客を取られている状況で、実店舗に費用をかける意味はあるのか
あります。
ただし同じ商品を同じ見せ方で売るなら勝てません。
試着とスタイリングの提案という、ECにできないことに費用を寄せてください。
大手のECは、品揃えでも価格でも配送でも勝てません。
同じ土俵で戦うと、費用をかけるほど不利になります。
実店舗にあってECにないものは3つです。
試着できること、体型に合わせて選んでもらえること、その場で持ち帰れること。
この3つを伝えることに費用を使います。
ECと実店舗の違いと費用の置き場所
| 項目 | ECが強い | 実店舗が強い | 費用の置き場所 |
|---|---|---|---|
| 品揃え | 強い | 弱い | 争わない |
| 価格 | 強い | 弱い | 争わない |
| 試着 | できない | できる | 試着の予約、サイズ相談の告知 |
| 提案 | できない | できる | スタッフの投稿、スタイリング例 |
| 持ち帰り | できない | できる | 在庫の有無の表示 |
試着の予約を受ける
気になる商品を取り置いて試着できますという案内を出すだけで、来店の理由になります。
ECで見て迷っている人が、試着しに来ます。
仕組みはSNSのメッセージでも電話でも構いません。
費用は0円です。
サイズ違いの在庫があるかを書く
ECで見てサイズがないとなった人が、実店舗に在庫があるなら来ます。
この情報を出せているかどうかで、来店の数が変わります。
在庫の連動システムを入れると数十万円かかります。まずは投稿でこの商品のMサイズ、店頭にありますと書くだけでも足ります。
セールと在庫処分に、費用をかけるべきか
かけないでください。
値下げした商品に広告費をかけると、粗利がほとんど残りません。
セールの告知は既存の客への連絡で足ります。
仮に定価1万円の商品を5割引の5千円で売るとします。
原価が4千円なら、残りは千円です。
この1点を売るために広告費を千円かけたら、手元に何も残りません。
正価とセールでの費用の考え方
| 条件 | 売価 | 原価 | 残り | かけられる費用 |
|---|---|---|---|---|
| 正価で販売 | 10,000円 | 4,000円 | 6,000円 | 1,500円〜2,000円 |
| 3割引 | 7,000円 | 4,000円 | 3,000円 | 700円〜1,000円 |
| 5割引 | 5,000円 | 4,000円 | 1,000円 | 0円 |
この表の数字は説明のための仮の値です。
セールの告知は既存の客に
セールを待っている客は、すでに店を知っている人です。
この人たちへの連絡に広告費は要りません。
メールの配信、SNSの投稿、店頭の告知。
どれも0円です。
費用はシーズンの立ち上がりに寄せる
新作が入った直後、まだ誰も持っていない時期。
ここに広告費を使うと、正価で売れます。
同じ月10万円の広告費でも、シーズン初めに使うか終わりに使うかで、手元に残る金額が3倍から6倍違います。
在庫の回転を先に見る
何が売れ残っているかを見て、その原因を考えます。
サイズが偏っている、色が合わなかった、仕入れが多すぎた。
原因が仕入れにあるなら、広告では解決しません。次のシーズンの仕入れを直すほうが確実です。
スタッフの投稿に、費用をかけるべきか
かける価値があります。
ただし外注ではなく、スタッフが投稿する時間を業務として認めるという形の費用です。
金銭より時間の配分の問題です。
スタッフが着た写真は、モデルが着た写真より見られます。
身長、体型、普段のサイズ。
これが自分に近い人の写真が、最も参考になります。
投稿の形と費用を、項目ごとに見ていきます。
外注のモデル撮影については、費用は1回10万円〜30万円、効果はきれいだが自分に置き換えにくい。
スタッフの着用写真については、費用は0円、効果はサイズ感が伝わる。来店につながる。
商品単体の写真については、費用は0円〜、効果はEC用には要る。来店には弱い。
客の着用写真については、費用は0円、効果は許可を取れば最も効く。
投稿の時間を勤務時間に入れる
スタッフに空いた時間に投稿してと言うと続きません。
1日30分、投稿のための時間を勤務に入れてください。
時給千円のスタッフが1日30分なら、月に1万円強です。
外注の10分の1以下の費用で、内容は濃くなります。
書く内容を決めておく
身長、着ているサイズ、色の展開、在庫の有無。
この4つを毎回書くと決めておけば、スタッフが迷いません。
書き方が揃うと、見る側も比べやすくなります。
客の写真は許可を取ってから
購入した客が着ている写真は強く効きますが、必ず許可を取ってください。
顔を出すかどうかも含めて確認します。
許可なく使うと問題になります。費用の話以前の問題です。
ECサイトに、いくらかけるべきか
実店舗の売上が安定してから始めてください。
初期費用より、日々の運用にかかる人の時間のほうが負担になります。
ECにかかる費用を、項目ごとに見ていきます。
ECサイトについては、初期は20万円〜100万円、月額は1万円〜5万円、説明は既製のサービスなら安い。
撮影については、初期は5万円〜20万円、月額は3万円〜10万円、説明は商品ごとに全カット要る。
在庫の連動については、初期は0円〜50万円、月額は0円〜3万円、説明は実店舗と連動させるなら。
梱包と発送については、初期は数万円、月額は注文ごと、説明は資材と人件費。
返品の対応については、初期は0円、月額は人の時間、説明はアパレルは返品率が高い。
広告については、初期は0円、月額は5万円〜30万円、説明は競合が多く単価が高い。
この表の数字は説明のための仮の値です。
返品への対応を先に決める
アパレルのECは返品率が高くなります。
サイズが合わない、色が思ったのと違う。
返品を受けるかどうか、送料をどちらが持つか。
これを先に決めておかないと、売れるほど手間が増えます。
大手のモールに出すか自前で作るか
モールは集客が期待できますが、手数料が売上の1割前後かかります。
自前のサイトは手数料が安いかわりに、集客を自分でする必要があります。
最初はモールで始めて、客がついてから自前に移すという順番が多く取られます。
実店舗との在庫のずれに注意する
同じ商品を両方で売ると、在庫のずれが起きます。
ECで注文が入ったのに店頭で売れていた、という事態です。
連動のシステムを入れると費用がかかります。入れないなら、ECに出す在庫を分けておくほうが確実です。
費用を削るなら、どこを削るのか
削る順番は、セール期の広告、外注の撮影、ECの広告の順です。
スタッフの投稿の時間と地図の情報は削らないでください。
削る順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、削るものはセール期の広告、理由は値下げ後の商品に費用をかけても残らない。
2については、削るものは外注のモデル撮影、理由はスタッフの着用写真のほうが来店につながる。
3については、削るものはECの広告、理由は競合が多く単価が高い。
4については、削るものはホームページの改修、理由はいま動いているなら後回しでよい。
削らないについては、削るものはスタッフの投稿の時間、理由は最も安く最も効く。
削らないについては、削るものは地図の情報、理由は無料。
削らないについては、削るものはシーズン立ち上がりの広告、理由は正価で売れる時期。
削るのは時期で決める
アパレルは年間を通して同じ費用をかける必要がありません。
シーズンの立ち上がりに集中させ、それ以外は絞る。
年間の費用が同じでも、この配分にするだけで売上が変わります。
削った分を写真に回す
シーズンごとの写真は必ず要ります。
ここを削ると、何を売っているかが伝わらなくなります。
広告を削って、写真の質を上げるという配分は合理的です。
何から手をつければいいのか
スタッフの投稿を始めることと、地図の情報の整備が先です。
どちらも0円で、アパレルでは最も効く経路です。
着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることは地図の情報を全部埋める、費用の目安は0円、期間は1週間。
2については、やることはスタッフの投稿の時間を勤務に入れる、費用の目安は月1万円〜3万円、期間は2週間。
3については、やることは書く内容(身長・サイズ・在庫)を決める、費用の目安は0円、期間は3日。
4については、やることは試着の取り置きを受ける案内を出す、費用の目安は0円、期間は1週間。
5については、やることはシーズンの立ち上がりにSNS広告を出す、費用の目安は月5万円〜20万円、期間は1シーズン。
6については、やることは余力があればECを検討する、費用の目安は20万円〜、期間は3か月。
この表の数字は説明のための仮の値です。
見る数字を決めておく
かけた費用だけでは判断できません。
見る数字を、項目ごとに見ていきます。
1人あたりの獲得費用については、出し方はその月の費用÷新規の来店数、目安は1,500円まで。
正価での販売比率については、出し方は正価の売上÷総売上、目安は上がっているか。
投稿からの来店については、出し方は来店時に聞く、目安は記録しておく。
在庫の回転日数については、出し方は在庫÷1日の売上、目安は短くなっているか。
正価での販売比率を上げる
セールで売る比率が下がれば、同じ売上でも利益が増えます。
広告費をシーズン初めに寄せることが、この比率を上げる方法です。
売上を増やすことより、この比率を上げるほうが利益への効果が大きくなります。
1シーズンは続けて見る
アパレルは3か月で1シーズンです。
月ごとの比較では、シーズンの影響と施策の効果が混ざります。
前年の同じシーズンと比べてください。
Webにいくらかけるべきか判断できない場合は、<a href="https://time-value.jp/contact/">無料相談</a>で現状の費用の使い方を見てもらうところから始められます。費用の配分を含めて集客全体を見直す段階なら<a href="https://time-value.jp/services/kaizen/">Web集客改善サービス</a>もあります。
よくある質問
アパレル店のWebマーケティング費用は月いくらが適正ですか
売上の3パーセントから5パーセントが一つの目安です。ただし年間を均等にかけるのではなく、シーズンの立ち上がりに集中させるほうが効率的です。この数字は説明のための仮の値です。
ECに客を取られています。実店舗に費用をかける意味はありますか
品揃えや価格で争うと勝てません。試着できること、体型に合わせて選べること、その場で持ち帰れることに費用を寄せてください。この3つはECにできないことです。
セールの告知に広告を出すべきですか
値下げした商品に広告費をかけると粗利がほとんど残りません。セールの告知は既存の客へのメールやSNSの投稿で足ります。
スタッフのSNS投稿は外注したほうがいいですか
外注すると身長やサイズ感といった実店舗の強みが伝わらなくなります。スタッフの投稿の時間を勤務に入れるほうが、費用が安く内容も濃くなります。
ECサイトは始めるべきですか
撮影、在庫の連動、梱包、返品の対応が発生し、実店舗の片手間ではできません。担当する人を決められる状態になってから検討してください。
まとめ
- 月2万円から始められます。費用の大半はスタッフの投稿と商品写真に使い、広告は在庫の状況を見てから出します。在庫が動いていない商品に広告をかけるのが、最も無駄になる使い方です
- 費用は、商品写真、スタッフの投稿、ホームページとEC、広告の4つです。このうちスタッフの投稿は0円で、アパレルでは最も効く経路です
- あります。ただし同じ商品を同じ見せ方で売るなら勝てません。試着とスタイリングの提案という、ECにできないことに費用を寄せてください
- かけないでください。値下げした商品に広告費をかけると、粗利がほとんど残りません。セールの告知は既存の客への連絡で足ります
- かける価値があります。ただし外注ではなく、スタッフが投稿する時間を業務として認めるという形の費用です。金銭より時間の配分の問題です
- 実店舗の売上が安定してから始めてください。初期費用より、日々の運用にかかる人の時間のほうが負担になります
- 削る順番は、セール期の広告、外注の撮影、ECの広告の順です。スタッフの投稿の時間と地図の情報は削らないでください
- スタッフの投稿を始めることと、地図の情報の整備が先です。どちらも0円で、アパレルでは最も効く経路です