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AI経由の流入はCVRが高いのか|日本と米国で結論が割れている

SEO・MEO公開:2026年9月15日更新:2026年9月15日読了 約10分
AI経由の流入はCVRが高いのか|日本と米国で結論が割れている

日本と米国で、逆の結論が出ています。
日本の調査ではCVRが高かったサイトは35.1%にとどまり、米国の調査では約1.5倍とされています。

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日本と米国で、逆の結論が出ています。
日本の調査ではCVRが高かったサイトは35.1%にとどまり、米国の調査では約1.5倍とされています。

AI経由の流入はCVRが高いは、本当なのか

日本と米国で、逆の結論が出ています。
日本の調査ではCVRが高かったサイトは35.1%にとどまり、米国の調査では約1.5倍とされています。

AI経由の流入はCVRが高いは、本当なのか

生成AI経由の流入について、質が高いという説明をよく見ます。
ただし根拠となるデータは、一致していません。

2つの調査が示していること

AI経由流入のCVRに関する調査

調査対象期間結論
PLAN-Bマーケティングパートナーズ日本、GA4、クライアントサイトをランダム抽出2025年2月1日〜4月30日AI経由のCVRが他チャネルより高かったサイトは35.1%
Criteo米国、小売500社2026年2月LLMプラットフォーム経由のCVRは他リファラルの約1.5倍

日本の調査では、3社に1社しか高くない

35.1%ということは、残りの6割以上のサイトではAI経由のほうが低いか同程度だったということです。
AI流入は質が高いという前提で投資判断をすると、多数派の実態と合いません。

理由として挙げられていること

PLAN-Bの調査では、情報収集目的の流入が多いことと、AIとの対話の文脈とLPのメッセージが一致していないことが指摘されています。
AIで調べている途中の人が来るので、その時点ではまだ買わない、という構造です。

どちらかが間違いというわけではない

米国の調査は小売ECが対象です。日本の調査は業種を限定していません。対象が違えば結論が変わるのは当然です。

なぜ結論が割れるのか

市場、業種、時期が違うからです。
そしてどちらの調査も、条件を明示したうえでの結果です。

なぜ結論が割れるのか

同じAI経由の流入を測っていても、前提が違えば数字は変わります。

条件の違い

2つの調査の条件差

条件日本(PLAN-B)米国(Criteo)
対象業種限定なし小売EC
市場日本米国
時期2025年2〜4月2026年2月
比較対象他チャネル全般他リファラル

小売ECは、もともと購買意図が強い

この商品を買おうかと調べている人が来ます。
だからCVRが高く出やすくなります。

一方、BtoBや検討期間の長い商材では、AIで調べている段階はまだ情報収集です。

1年の差も効いている

2025年2月と2026年2月では、AI検索の使われ方が変わっています。
時期が違う調査を並べて比較すること自体に無理があります。

だから自社で測るしかない

他社のデータは、自社の答えにはなりません。GA4で参照元を分けて、自社のCVRを見ます。

自社のAI経由流入を、どう測ればいいのか

GA4で参照元を分けて、チャネルとして切り出します。
測っていない状態では、投資の判断ができません。

自社のAI経由流入を、どう測ればいいのか

まず自社に、どれくらいAI経由の流入があるのかを把握します。

参照元として現れるもの

AI経由の主な参照元

サービス参照元の例
ChatGPTchatgpt.com / chat.openai.com
Geminigemini.google.com
Perplexityperplexity.ai
Copilotcopilot.microsoft.com

チャネルグループを作る

GA4のカスタムチャネルグループで、これらをまとめて1つのチャネルにします。
そうすると、他のチャネルと並べて比較できます。

見る指標

セッション数、CVR、CV数、そして平均エンゲージメント時間。
CVRだけを見ると、母数が小さい時期に数字が跳ねます。

絶対量も必ず見る

生成AI経由の流入は、総流入の1%未満というデータがあります。CVRが高くても、母数が小さければ事業への影響は限定的です。

AI経由の流入は、そもそもどれくらいあるのか

総流入の1%未満です。
増加率は大きいものの、絶対量としてはまだ小さい段階にあります。

AI経由の流入は、そもそもどれくらいあるのか

話題の大きさに対して、量はまだ限られています。

調査の数字

PLAN-Bの調査では、83.0%のサイトで生成AI経由のセッションが増加していました。
最大で2か月605.6%増という数字も出ています。
ただし総流入に占める割合は、最大でも1%未満でした。

生成AI経由の流入の実態

項目数値
セッションが増加したサイト83.0%
最大の増加率2か月で605.6%増
総流入に占める割合最大でも1%未満

増加率と絶対量を分けて読む

605.6%増という数字は大きく見えます。
ただし元の数が小さければ、増えても総量は小さいままです。

減った流入のほうが、量としては大きい

検索1位のCTRが落ちている一方で、AI経由の流入は1%未満です。減った分をAI経由が埋めているわけではありません。

文脈とLPが合っていないとは、どういうことか

AIが説明した内容と、着地したページの内容がつながっていない状態です。
ユーザーは答えを聞いたうえで来るので、前提が変わっています。

文脈とLPが合っていないとは、どういうことか

検索から来る人と、AI経由で来る人では、事前の情報量が違います。

AI経由の人は、すでに説明を受けている

この課題にはこういう方法があるとAIから聞いたうえでクリックします。
そこで基礎的な説明から始まるページに着くと、話が戻ります。

流入経路と、ユーザーの状態を、項目ごとに見ていきます。
検索(情報収集型)については、事前の情報量は少ない、LPに求めるものはまず全体像の説明。
検索(指名)については、事前の情報量は多い、LPに求めるものは具体的な条件や価格。
AI経由については、事前の情報量は中〜多い、LPに求めるものはAIの説明の裏付けと、次の行動。

クエリが長くなっている

Google AI Modeでは、クエリが従来の約3倍の長さになっているとされています。
それだけ具体的な状態で来ているということです。

着地ページを分ける選択肢

AI経由の流入が一定量あるなら、そのチャネル専用の着地ページを作る余地があります。
ただし1%未満の流入量で、専用ページを作る費用が見合うかは別の判断です。

まず測る、次に判断する

流入量とCVRを測らないまま、LPの改修に投資しても回収できません。

月200万以上の予算で、どう扱えばいいのか

本予算ではなく検証枠で扱います。
因果を示したデータが出ていない領域に、大きく振る段階ではありません。

月200万以上の予算で、どう扱えばいいのか

予算を持つ立場では、投資の優先順位を決める必要があります

優先順位

AI関連の取り組みの優先度を、項目ごとに見ていきます。
AI経由の流入を計測できるようにするについては、優先度は高い、理由は判断の前提になる。
自社のAI経由CVRを測るについては、優先度は高い、理由は他社データは割れている。
情報収集型キーワードの流入減を把握するについては、優先度は高い、理由はすでに起きている。
KPIを下流の指標に移すについては、優先度は高い、理由は前提が変わっている。
LLMO施策への投資については、優先度は検証枠、理由は因果が示されていない。
AI専用のLPを作るについては、優先度は保留、理由は流入量を見てから。

測る費用は小さい

GA4のチャネルグループを作るだけなら、費用はほとんどかかりません。
一方、施策への投資は回収の見込みが立ちません。
順番として、測るほうが先です。

半年後に判断できる状態を作る

いま測り始めれば、半年後には自社のデータで判断できます。
その時点でAI経由の流入が伸びていれば、投資の根拠になります。

数字は説明のための仮の値です。

提案を受けたとき、何を確認すればいいのか

根拠の数字が、どの調査のどの条件のものかを聞きます。
同じ領域で逆の結論が出ているデータがあります。

提案を受けたとき、何を確認すればいいのか

AI関連の提案が増えていますが、根拠の質に差があります。

確認する項目

提案を受けたときに聞くことを、項目ごとに見ていきます。
その数字の出典はどこかについては、なぜ必要かは自社調査か第三者調査か。
対象は日本か海外かについては、なぜ必要かは市場が違えば結論が変わる。
対象業種は何かについては、なぜ必要かは小売ECと自社は違う。
いつのデータかについては、なぜ必要かは1年違えば前提が変わる。
対照群を置いた検証かについては、なぜ必要かは実感値か効果検証か。

海外のデータを日本に当てはめていないか

海外では1.5倍という説明は事実ですが、日本の調査では違う結果が出ています。
どちらか一方だけを示す提案は、片面的です。

実感値と効果検証を分ける

実施した企業の◯%が効果を実感というのは、実感値です。
施策をやったから成果が出た、という因果を示すものではありません。

自社データでの検証を提案に含めてもらう

他社の数字ではなく、自社のGA4で何を測るのか。ここが提案に含まれていれば、信頼できます。

何から手をつければいいのか

GA4でAI経由の流入を切り出すことからです。
測れていない状態では、どの説明が正しいか判断できません。

何から手をつければいいのか

測ることから始めます。
費用はほとんどかかりません。

着手の順番を、項目ごとに見ていきます。
1については、やることはAI系の参照元をリストアップする、期間の目安は1日。
2については、やることはGA4でカスタムチャネルグループを作る、期間の目安は1週間。
3については、やることは過去のデータで流入量を確認する、期間の目安は1週間。
4については、やることはCVRを他チャネルと並べて見る、期間の目安は1か月。
5については、やることは3か月分のデータを貯める、期間の目安は3か月。
6については、やることは投資するかどうかを判断する、期間の目安は3か月後。

見る数字を決める

見る数字を、項目ごとに見ていきます。
AI経由のセッション数については、見る頻度は毎月、目安の考え方は絶対量を把握する。
総流入に占める割合については、見る頻度は毎月、目安の考え方は1%を超えたら扱いを変える。
AI経由のCVRについては、見る頻度は四半期、目安の考え方は母数が小さいと跳ねるので長めに見る。
AI経由のCV数については、見る頻度は四半期、目安の考え方はCVRより事業への影響が分かる。
参照元別の内訳については、見る頻度は四半期、目安の考え方はどのサービスから来ているか。

CVRより、CV数を見る

CVRは母数が小さいと大きく振れます。
実際に何件の成果が出たかのほうが、判断に使えます。

1%を超えたら、扱いを変える

総流入の1%未満のあいだは、検証扱いで十分です。
これを超えてきたら、専用の施策を検討する段階になります。

計測の切り出し方が分からない場合は、無料相談で現状の設定を見てもらうところから始められます。計測の設計ごと見直す段階ならWeb集客改善サービスもあります。

よくある質問

AI経由の流入はCVRが高いのですか

日本と米国でデータが割れています。日本のPLAN-B調査ではCVRが他チャネルより高かったサイトは35.1%、米国のCriteo調査では約1.5倍とされています。自社のGA4で測るのが確実です。

AI経由の流入はどれくらいありますか

PLAN-Bの調査では、83.0%のサイトで増加していましたが、総流入に占める割合は最大でも1%未満でした。増加率と絶対量は分けて読む必要があります。

AI専用のLPを作るべきですか

まず流入量を測ってください。総流入の1%未満の段階で専用ページを作っても、制作費を回収できません。1%を超えてきたら検討する段階です。

提案を受けた数字が正しいか、どう判断しますか

出典、対象市場、対象業種、時期、そして対照群を置いた検証かどうかを聞いてください。同じ領域で逆の結論が出ているデータがあります。

いま何に投資すべきですか

測れるようにすることです。GA4でAI経由の流入を切り出す作業は費用がほとんどかからず、半年後に自社データで判断できる状態を作れます。

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  • 無料マーケ診断は毎月10社限定
  • オンライン30〜45
  • 事前資料の準備は不要

お見積りまでの4段階で費用は発生しません。媒体費(広告費)とサービス費用は別勘定です。

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まとめ

  • 日本と米国で、逆の結論が出ています。日本の調査ではCVRが高かったサイトは35.1%にとどまり、米国の調査では約1.5倍とされています
  • 市場、業種、時期が違うからです。そしてどちらの調査も、条件を明示したうえでの結果です
  • GA4で参照元を分けて、チャネルとして切り出します。測っていない状態では、投資の判断ができません
  • 総流入の1%未満です。増加率は大きいものの、絶対量としてはまだ小さい段階にあります
  • AIが説明した内容と、着地したページの内容がつながっていない状態です。ユーザーは答えを聞いたうえで来るので、前提が変わっています
  • 本予算ではなく検証枠で扱います。因果を示したデータが出ていない領域に、大きく振る段階ではありません
  • 根拠の数字が、どの調査のどの条件のものかを聞きます。同じ領域で逆の結論が出ているデータがあります
  • GA4でAI経由の流入を切り出すことからです。測れていない状態では、どの説明が正しいか判断できません